生者のくに
NEWS
2021.08.29
本日29日18:00公演の当日券の受付は17:55より行います。
2021.08.28
29日13:00公演の当日券の販売はございません。29日18:00公演は当日券の販売をいたします!
2021.08.28
本日28日18:30-公演の当日券の販売はございません。29日の公演はまだお席がございます。
2021.08.20
東京公演は非常事態宣言の対応として席数をさらに制限することにいたしました。ご理解の程よろしくお願いいたします。
2021.08.10
神戸公演終了いたしました!ご来場&オンライン鑑賞くださった皆様ありがとうございました。東京公演でのさらなる躍進にご期待ください!

昨年度、オル太はコロナ禍で予定していた滞在制作が叶わず、遠隔でありながら茨城県日立の方と手紙で親交を深めながら、地域にまつわる歴史や祭りに取り組み、GAME として作品を完成させました。本公演の第1部として発表するGAME 作品は、観客自らダウンロードし、自身のPCを用いて体験されます。そして、第2部プレイングインスタレーションでは、神戸、東京で会場鑑賞およびオンラインライブで発表します。

新型コロナウィルス感染拡大防止の安全性を確保した上で独自の演出をたのしめるように、会場席数は制限して開催します。オンラインライブではまた別の視点で工夫された映像をぜひおたのしみください。

第1部
GAME
「生者のくに」

常時接続された世界のなかで、オル太はその裂け目にまなざしを向けてきたアーティスト集団です。忘却することで前に進み、断絶によって加速する世の中の「明るさ」に対して、遠ざかっていく社会や歴史の「翳り」を拾い出し、過去の声や痕跡、出来事に遭遇するための道標(みちしるべ)をつくることで、「翳り」の道案内をしてきました。これまでも在日米軍(表参道)、伝承(韓国/沖縄)、大嘗祭(耕作放棄地)、オリンピック(東京/京都) 、関東大震災(墨田)など、「明るさ」の烈しい陰翳によって、見えにくくなった「翳り」の争点を見出す作品を発表しています。この裂け目への道行きには、不穏な笑みの手招きがあり、作品を受容する観客の身体や身振りさえもパフォーマンスの一部であることが多く、観客はいつしか、「明るさ」の起原や「翳り」の深さをめぐって、その言語化の困難さをオル太とともに共有することになるのです。6名のメンバーは大き過ぎるほどの主題を前に、フィールドを個々の関心や嗅覚のもとで散り散りに彷徨い、声を書き記し、仕草を写し取り、言葉を喚び返し、形を彫り起し、呑んで謡い、ゆっくり沈黙する、というただならぬ制作過程を経ることで、〈現在〉という裂け目への通路に導いていきます。

オル太の新作『生者のくに』は、鉱山という過酷な労働環境で近代化を支えてきた社会集団をテーマにして、そこでの生活や風習、あるいは土地に根ざした祝祭の伝承から、近現代史を読み込んでいくパフォーミング・ゲームです。国内でも有数の銅鉱山であった「日立鉱山」(1981年閉山)、そこから発展した鉱工業都市「日立(茨城県)」、巨大な山車とからくり人形芝居の「日立風流物」を具体的な手がかりとして、「鉱山の暮らしを探索する」という別なる世界をシミュレートし、地底の反転としての地上世界を歩き巡っていきます。プレイヤーは、坑夫、芸者、農婦、パイロン、牛、為政者から役割(ロール)を選び、語りづらく遠ざかっていく矛盾や葛藤をさまざまな身体で演技(プレイ)していくことで、生活や歴史の裂け目に会遇していく作品です。鉱山の裏側に立ち、そこでの「生者」を語ることができるのか。世界に介入する新たな伝承(ナラティヴ)を紡ぐためにも「地底を孕んだ現在」として問いかけます。

和田 信太郎

動作環境

Windows 10 ,macOSX11(BigSur)以降
※8月2日よりダウンロード開始予定です。チケットを購入した方へダウンロード先をお知らせします。
オル太オル太
オル太オル太
第2部
Playing Installation
「生者のくに」

茨城県日立で炭鉱と坑夫の歴史に取り組んだオル太は、神話の世界から近代化の時代を抜け、2021年の今へと至るパフォーマンス作品を発表いたします。福島の原発事故から10年を迎え、延期されたオリンピックと収束することのないコロナウイルスに振り回される東京/日本の現在において、信仰されている「神」とは、そのために捧げられている「労働」とは何でしょうか? 私たちの生きる都市はどのような「鉱山」で、日々そこで私たちはいかに身体と言葉を使い、使わされ、どこに運ばれ、何を掘り出し、また埋めるようにして生きているのでしょうか? 劇場の中の観客は、オル太によるインスタレーションの内部に作られた観客席で、劇場の外の観客は、映像で内側を覗き込むように、自然/都市/労働にあらたな視界を切りひらく一つの旅を体験するでしょう。

神戸公演

公演日時
(受付30分前・開場開演同時刻)
2021年8月8日(日) 18:00
2021年8月9日(月祝) 13:00
会場
神戸アートビレッジセンター 地下シアター ▶︎MAP
全席自由席
2400円(会場チケット約40席、オンラインライブチケット)

東京公演

公演日時
(受付30分前・開場開演同時刻)
2021年8月28日(土) 18:30
2021年8月29日(日) 13:00・18:00
会場
BUoY ▶︎MAP
全席自由席
2400円(会場チケット約35席、オンラインライブチケット)
オル太オル太
オル太オル太
Artist
オル太

2009年に結成した6名(井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chi)によるアーティスト集団。創造行為、ひいては人間の根源的な欲求や感覚について、自らの身体をパフォーマンスという形で投じ、問いかけている。近年参加した主なパフォーマンスや展覧会に、『超衆芸術 スタンドプレー』(ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム”KIPPU”、2020)、「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」(青森県立美術館、2019)など。

https://olta.jp/twitter@olta_jp

オル太
Photo:Takehiro Iikawa
Staff
第1部

令和2年度茨城県県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクト オル太制作作品「TRANSMISSION PANG PANG on HITACHI」| ゲーム制作:ReeeznD| ドラマトゥルギー:和田信太郎(コ本や honkbooks)| 出演協力:まゆたん| 協力:大畑美智子(認定NPO法人共楽館を考える集い副代表)、鈴木司・根本雅文・水庭久勝・水野賢一(日立郷土芸能保存会)、日立市郷土博物館、コ本や honkbooks

第2部

作:メグ忍者| 演出・舞台美術:オル太| 構成:Jang-Chi| 出演:新井麻弓、玉木晶子、井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、平瀬ミキ、山本悠、Ad Mornings| 舞台構成:長谷川義朗| サウンドデザイン:井上徹| ドラマトゥルギー:林立騎| 制作:飯川恭子、佐藤真理| グラフィックデザイン:山本悠| 企画・主催:オルターマイン実行委員会| 文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

【神戸公演】 照明:藤本隆行(Kinsei R&D)| 音響:加登匡敏(MUSA ENTERPRISE| 映像:武部瑠人| 撮影:縣健司、飯岡幸子、飯川雄大| 配信:大北真未(MUSA ENTERPRISE)

【東京公演】 照明・映像:武部瑠人| 音響:濵田夢花(MUSA ENTERPRISE)| 撮影:縣健司、飯岡幸子、飯川雄大| 配信:大北真未(MUSA ENTERPRISE)

オル太生者のくに

【お問い合わせ先】 
MAIL:olta@seijanokuni.net
TEL:070-9009-2976

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